【宝塚記念】GPホース、一変の気配 ファン投票5位 ゴールドアクター

[ 2017年6月23日 10:00 ]

気性面に成長がみられるゴールドアクターは大あくびをみせる
Photo By スポニチ

 25日に阪神競馬場11Rで行われる。中央競馬・上半期の総決算「第58回宝塚記念」(G1、芝2200メートル)の枠順が確定した。15年の有馬記念でキタサンブラックを破って優勝したゴールドアクター(牡6=中川厩舎、横山典弘)は2枠2番に入った。

 4歳時に条件戦から4連勝で一気にグランプリホースの座に。昨年はG1で惜敗が続き、前走・天皇賞春から鞍上を横山典に変更も出遅れて7着。管理する中川師は「(前走は)輸送を考慮して調教パターンを変えたが、気が入っていなかった感じでおとなしかった」と調整方法の変更が裏目に出た。

 それでも「思い切り走っていない分、レース後すぐに息が入った」と回復に時間がかからなかったことで、この中間は坂路調教を多めに取り入れるなど入念に乗り込まれ、一変の気配が漂っている。

 追い切りに騎乗した宮崎(レースは横山典)は「以前のハミにモタれる面もなく、後駆をしっかり使っていました」と笑顔で成長を語る。中川師も「以前はトモに疲れが出やすかったので坂路を避けていたが、今なら大丈夫」とうなずき、初めてとなる阪神競馬場には「合いそう」とイメージを膨らませた。

続きを表示

2017年6月23日のニュース