【金鯱賞】G1制覇へ譲れない一戦!大人に変貌したルージュバック

[ 2017年3月9日 05:30 ]

力強いフットワークで最先着したルージュバック(右)
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 美浦では金鯱賞で始動するルージュバックがWコース併せ馬で脚力をアピール。好仕上がりを印象づけた。 金鯱賞

 さすがはA級の脚力。ルージュバックの滑らかな走りには思わずうっとりだ。はるか前を行くポッドティノ(3歳未勝利)を視野に入れながら、Wコースで3頭併せ。4F標識手前で滑らかに加速。直線では最内に入り、手綱を押さえたままで豪快に突き抜けた。4F50秒6〜1F12秒4。中で粘るソルオリーヴァ(同)を4馬身楽々突き放した。

 大竹師は穏やかに切り出した。「休み明けとしては中身は“濃いめ”。時計はそう変わらなくても、質も量も増やしている。食欲も落ちていない」。さらに目を輝かせて付け加えた。「3歳や昨年のこの時季は冬毛がボーボーだったけど、今年は見た目にも毛ヅヤがいい。やっぱり古馬らしくなってきた」。

 G1候補の呼び声が高かった天才少女は、5歳を迎えてすっかり大人の女へ変貌した。前をカットされた昨秋の天皇賞(7着)など大舞台でなぜか運に見放されているが、昨年も牡馬相手のエプソムC、毎日王冠で重賞2勝を重ねた。

 昨年の中山牝馬S(2着)ではなく、施行時期が変更された金鯱賞で出発。指揮官は「中山牝馬Sだと、ハンデ(昨年56キロ)がどうだったか?」と前置きした上で「中京までの輸送と、4回のコーナーと直線の2度の坂に対応できれば」と初参戦の中京制圧を祈り、乗り慣れた戸崎にバトンを委ねた。昨年のエプソムCで披露した3F32秒8の鬼脚は現役屈指。悲願のG1制覇に向け、譲れない始動戦だ。

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