【根岸S】“岩手の快速”ラブバレット破格の時計!菅原勲師も満足

[ 2017年1月27日 05:30 ]

ダートコースで追い切るラブバレット
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 公営・岩手のラブバレットが快走した。30人を超すG1並みの報道陣に動じることなく、山本聡哉を背に堂々と北Cコース(ダート)へ。2周目向正面でスピードアップ。直線は左から見せムチで軽く促しただけで鋭く反応し、6F79秒0(5F62秒4)〜1F12秒6(強め)と破格の時計。派手なアクションもなくいとも簡単に叩き出した。

 昨年は年間200勝で初めて岩手リーディングに輝いた28歳巧腕は「軽くいったつもり。速い?それだけ体調もいいんでしょう。いつもと変わらない雰囲気」と目を細めれば、菅原勲師も「予定は5F65秒台。速い時計が出ましたね。遠征慣れしているのでどこに行っても落ち着いている。前走(兵庫ゴールドT4着)も良かったけど、キープできています」と柔和な表情。昨年だけで高知、名古屋、浦和、笠松、園田と全国各地を転戦し、地元盛岡の交流G3クラスターCは3着。JRA馬と互角に戦えるまで成長した。指揮官は「1200〜1400メートルがベスト。前走から1カ月と間隔もいいので根岸Sに決めた」と説明。雪で閉鎖中の本拠地の水沢を離れ、19日に美浦入りして備えた。

 騎手時代の99年フェブラリーS(メイセイオペラ)で地方馬初のJRA・G1制覇を成し遂げた菅原勲師は「聡哉は岩手のリーディング。全て任せてます。マイルは長いのでフェブラリーSは考えてません」と鞍上に全権委任し、眼前の一戦に懸ける。11〜15年まで岩手リーディングを維持した村上忍の牙城を崩した山本聡は「スピードに乗るのが早いのが長所。いい馬が集まってますが、すんなりとスムーズな競馬ができれば」と闘志を燃やした。根岸S翌日の30日は29歳の誕生日。JRA&地方名手と覇を競う31日の「佐々木竹見カップ」(川崎)の初参戦も決定。新たな“岩手の顔”との強力タッグで挑むラブバレットから目が離せない。

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