【根岸S】クラッセの走りに丸山意外「掛かり気味に行くかと…」

[ 2017年1月27日 05:30 ]

丸山が能力の高さを評価するモンドクラッセ
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 ターフライター・平松さとし氏がレースのキーマンに迫る「The Keyman」は、根岸Sにモンドクラッセで挑む丸山騎手を直撃した。

 ――モンドクラッセ(根岸S出走)は中間ノータッチ?

 丸山 初騎乗だった前走(チャンピオンズC10着)もそうですが、調教は厩舎のスタッフにお任せしています。

 ――ではその前走を振り返ってください。ゲートの駐立が定まらないことのある馬ですが?

 その点だけは注意してくださいと言われました。前走に関しては全く問題ありませんでした。

 ――乗る前のイメージは?

 もっと掛かり気味に行くのかと思っていました。だから小回りコースの方が良いと思っていました。

 ――実際、逃げる競馬をしましたが?

 オーナーや清水(英)先生からも「逃げて、ペースを気にせずにどんどん行ってください」という指示がありました。だからハナを取りにいきました。

 ――道中の手応えは?

 掛かって行くようなこともなく良い感じでした。3コーナーでは少し絡まれるシーンがあったけど、それでも直線へ向いた時はまた良い手応えでした。

 ――直線、一度は後続を引き離すかという形。

 追ったら反応してくれました。一瞬、これなら!!と思いました。

 ――道中少し絡まれた分、最後は止まってしまった?

 そうですね。中京は直線も長いし…。それでもペースを考えたらよく粘ってくれたと思います。

 ――今回はさらに直線の長い東京コース。

 その点は考えて乗らなくてはいけないと思っています。

 ――距離の1400メートルは初めて。

 逃げたい馬もいるようだし、短距離のスピード戦となると行けるかどうか分かりません。ただ、逃げなくても自分のリズムで走れれば距離短縮はこなしてくれると思います。

 ――切れ味という意味ではどうでしょう?

 う〜ん、切れるというイメージではありません。それだけに他馬に合わせるのではなく、自分の競馬をしたいと考えています。

 ――G1での競馬を見ていると潜在能力的にはここでは上位?

 ポテンシャルの高さは感じているし、今後もG1で勝ち負けしてほしい。だから前走同様の良い状態さえ維持できていればここは当然、通用すると思います。

 ――他に不安点などはありますか?

 この距離のスピードがどうか?とか全く不安がないわけではありません。でも、まずはゲートの駐立に気を付けて、あとは自分の競馬ができるようにするだけです。

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2017年1月27日のニュース