【川崎・JBCスプリント】ミルコ会心の逃げ!ダノンレジェンドがV

[ 2016年11月4日 05:30 ]

<川崎・JBCスプリント>G1初制覇のダノンレジェンド(右)

 3番人気ダノンレジェンドが会心の逃げで後続を3馬身突き放し、念願のG1タイトルをつかんだ。M・デムーロも地方競馬開催のG1は初V。2万8000人超の大観衆が待ち受けるホームストレートでゆっくりと“ウイニングウオーク”だ。

 大舞台で最高のパフォーマンスを見せた。地方の雄ソルテを抑えて主導権を握り独り旅を決めた。「ゲート裏でも落ち着いていてうまく出た。自分のペースで行けた。落ち着いて走れば凄く強い馬」とデムーロの笑顔もはじける。

 昨年の大井JBCはコーリンベリーの3/4馬身差2着。村山師も「本当にうれしい。控えなければいいなと思っていたら逃げてくれたのでよかった」とホッとした様子。年内は休養し、年明け再始動の予定。ドバイなど海外遠征の可能性も出てきた。「これからオーナーと相談します。種牡馬になることも考えながら大事に使っていきたい」と師。重賞9勝目の快速砂王はまだまだ突き進む。

 ◆ダノンレジェンド 父マッチョウノ 母マイグッドネス(母の父ストームキャット) 牡6歳 栗東・村山明厩舎 馬主・ダノックス 生産者・米コルツ・ネック・ステーブルス 戦績30戦14勝(南関東6戦3勝) 総獲得賞金3億6749万1000円。

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