【紫苑Ｓ】ミスターＸ　大外枠歓迎！素質馬ビッシュを素直に信頼

　中山１１Ｒ・紫苑Ｓはビッシュ。小柄な牝馬だが、早くから高い素質を見せつけてきた。デビュー２連勝で迎えた２走前・フローラＳ。とても勝負になりそうにないしんがりの位置から、メンバー最速の脚（３４秒６）で一気に追い込んで５着。前走・オークスは打って変わって積極的な競馬を披露し、中団前方から直線で早めに抜け出し３着を確保。１、２着は後方待機のシンハライト、チェッキーノという先行勢苦戦の展開で高く評価できる内容だった。

　オークス後は放牧に出されしっかり充電。鹿戸師は「放牧先でも速い時計を出していたって順調に来られた。背が高くなって見た目もふっくらしているよ」と成長を実感している。ここは１８番枠に収まったが、小柄な馬体を考えればもまれない大外枠は歓迎。秋始動戦をきっちり獲って、本番へ駒を進めたい。馬単（１８）から（２）（９）（１０）（１３）（１６）（１７）へ。