【函館新馬戦】タガノアシュラ4馬身差圧勝!2歳レコード大幅更新

[ 2016年7月11日 05:30 ]

他馬を引き離しレコード勝ちのタガノアシュラ

 今夏函館では初の芝1800メートルの新馬戦(日曜5R)でスター候補が出現した。快調なピッチで飛ばした1番人気タガノアシュラ(牡=五十嵐、父マンハッタンカフェ)の脚色は直線も衰えず、2着サトノアリシアに4馬身差の圧勝。勝ち時計1分49秒9は、従来の2歳コースレコード(1分51秒0=14年7月にマイネルサクセサーが記録)を1秒1も更新する堂々のコースレコードとなった。

 騎乗した浜中は「テンションは高かった。返し馬でも止まらない感じだった。(レースで)ハナに行ったことで物見して、うまくハミが抜けた。内容は完勝だったけど、使っていくことで難しくならず、うまく成長してくれれば…。でも今日は強かった」と課題を挙げながらも、強さを称えた。

 函館芝1800メートルの新馬戦といえばメジロブライト、アドマイヤムーン、ゴールドシップなど数多くのG1馬が勝ち上がった出世舞台。五十嵐師は「期待通り!!早めに函館に入厩して本数もこなせた。(ハミを)かむ面があるので、ジョッキーもうまく乗ってくれた」と笑顔で振り返った。続けて「札幌2歳S(9月3日)を目指してきた馬なので」と新馬→重賞Vの“エリート路線”の青写真を描いていた。

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2016年7月11日のニュース