【チューリップ賞】少数精鋭の関東馬ファビラス 伸びしろに期待

[ 2016年3月2日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・美浦=1日】チューリップ賞の関東馬は阪神JF2着のウインファビラス1頭だけ。だが、同レースの関東馬の出走頭数は09年以降4→1→3→2→1→2→1と例年少ないながらも7年連続で3着以内に入っている。少数精鋭の関東馬は外せない。岡本は畠山厩舎に足を運んだ。

 53歳の畠山師は2歳女王メジャーエンブレムの田村師と同学年で、よく話をする仲。「“そんなに強いなら牡馬路線に行ってくれ”と言ったんだけどね」と冗談めかすが「まだ体(の形)が決まっていないし、これから良くなっていってくれるのでは」と伸びしろに逆転の期待を寄せる。

 西の強敵がそろう始動戦に向け「気のいいタイプだから今週の追い切りで格好はつくと思う。1頭飛び抜けた感じがあるけど、その次という評価をもらえるように」と師。ライバルと再戦する本番まで、No・2の座は譲らないつもりだ。

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2016年3月2日のニュース