【中山記念】ロゴタイプ1馬身先着 田辺「早めに動く」

[ 2016年2月25日 05:30 ]

ショウナンアンセム(左)と併せ追い切るロゴタイプ

 【東西ドキュメント・美浦=24日】注目の藤田菜七子を追うテレビ取材陣でG1週並みの熱気。舞台裏を明かす!?と、中山記念の追い切りは午前9時半すぎ、イスラボニータ→ロゴタイプ→ドゥラメンテの順でWコースへ。小田が熱視線を送ったのは最年長皐月賞馬。田辺を背に6F84秒3~1F13秒0。内から余力十分にショウナンアンセム(3歳500万)に1馬身先着した。

 イスラ関係者を取材陣が大挙追ったのに対し、ロゴの方は数人。初騎乗の田辺は「きょうは僕のための調教」と笑顔。さらに「息遣いも良かった。ちょっとした癖とか分かった方が実戦で対応しやすい」と好感触だ。

 思い切りの良さで定評のある新パートナー。13年皐月賞以来の白星の期待が懸かる。「ハナは極端すぎるけど、それも選択肢の一つ。早めに動く形で」と腹は固まっている。「(追い切りが終わった)ドゥラメンテ(の取材)にも行った方がいいですよ」と気遣ってくれたが、レース後にロゴに集まる報道陣はもっと多いはず…と小田は予感していた。

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2016年2月25日のニュース