菜七子ムチ贈呈式で抱負“積極的な競馬を”JRA初陣は3・5中山

[ 2016年2月25日 05:30 ]

デビュー戦で騎乗するレガリアシチーをなでる藤田菜七子

 3月にデビューする新人騎手のムチ贈呈式が24日、東西トレセンで行われた。美浦ではJRA16年ぶりの女性騎手として注目の藤田菜七子(18=根本)、菊沢一樹(18=菊沢)、木幡巧也(19=牧)の3人が朝井洋美浦トレセン場長から真新しいムチを受け取った。菜七子は「デビュー間近なので緊張していますが、積極的な競馬ができるように頑張りたい」と抱負を語った。

 さらに菜七子に吉報が届いた。来月3日、川崎でデビュー戦を迎えることが決まっているが、JRA初陣となる同5日の騎乗馬が決定したのだ。中山2Rに出走する自厩舎のネイチャーポイント(牡3)に騎乗予定。「オーナーの了解を得られました。2走前5着だから頑張ってほしい」と根本師。菜七子は「まだ乗ったことがないので、これから調教で乗せてもらおうと思います。本当にうれしい」と安どの表情。

 なお菊沢は中山でデビュー予定で、木幡巧は未定。

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