【京成杯】ウムブルフ 13年Vベリーに不安なし「難しいところない」

[ 2016年1月15日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・美浦=14日】京成杯はウムブルフが気になる村松。未勝利を勝ったばかりだが、昨年リーディングの堀厩舎。この日はベリーを背に南Dコース(ダート)からWコースへ。首を縦に振り元気いっぱいだったものの、徐々に落ち着きを取り戻した。

 キャンベルジュニア(4歳1600万)の半馬身後ろを追走、直線で馬なりのままスッと伸びて首差先着。橋本助手は「折り合いが課題も、在厩でゆったり調整し心身共にバランスが良くなっている」と成長を口にした。トップ厩舎とあって、心地よい緊張感が流れる。

 ベリーも「まだ幼いが難しいところはない」と、やはり気性をポイントに挙げながらも手の内に入れている様子。京成杯は4年連続騎乗で、13年にはフェイムゲームでV。「フェイムのことはいつも気にしているよ。今年もメルボルンCに出走してくれないかな」。アイルランドの名手の粋な発言に、和やかムードが漂った。

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2016年1月15日のニュース