【有馬記念】ショウナンパンドラが“女の一年”を締めくくる!

[ 2015年12月22日 05:30 ]

V候補に浮上したショウナンパンドラ

 有馬記念過去10年のデータを徹底分析した結果、ジャパンC優勝馬のショウナンパンドラをV候補に指名した。

 (1)年齢 まず年齢は大事。6歳以上の優勝は91年ダイユウサク(6歳)を最後に20年以上ない。2、3着ならば、08年(2着アドマイヤモナーク、3着エアシェイディ=2頭とも7歳)のような例もあるのだが。ラストランのゴールドシップは既に6歳。応援したくても、データ上は厳しい。

 (2)ステップ 過去10年、優勝馬は天皇賞・秋、ジャパンC、凱旋門賞か菊花賞を前走で使っていた。他のステップは2、3着まで。エリザベス女王杯を制したマリアライト、スポニチ賞ステイヤーズS圧勝アルバート、アルゼンチン共和国杯優勝ゴールドアクター。みんな魅力でも善戦止まりだろう。あと菊花賞組はV(11年オルフェーヴル、12年ゴールドシップ)が条件。菊花賞3着リアファルもお別れだ。

 (3)近走実績 今年の勢いも無視できないのが有馬記念。過去10年の優勝馬は全てその年にG2以上を勝つか、G1・2着があった。昨年のダービー馬ワンアンドオンリー、昨年の菊花賞2着馬サウンズオブアースは、今年未勝利で活気に欠ける。

 (4)騎乗経験 10年ヴィクトワールピサはM・デムーロがテン乗りで優勝を決めたが、残る9頭の鞍上は当該馬でG2以上優勝かG1連対がある。キタサンブラックは横山典とテン乗りで参戦。ラストインパクトと再コンビの菱田は重賞最高は阪神大賞典3着。厳しい。

 (5)前走対戦成績&流れ 残った3頭はジャパンCで直接対決した馬たち。ショウナンパンドラが優勝。ラブリーデイが3着。アドマイヤデウスが16着。ここまでくれば直感を信じて、最先着のショウナンパンドラだ。振り返れば、今秋G1はストレイトガール、サンビスタなど男馬相手にG1を制した。ジャパンCを優勝したパンドラが“女の一年”を締めくくる!!

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