【京阪杯】4番人気サトノルパンが重賞初V アーサーは2着

[ 2015年11月30日 05:30 ]

接戦を制して勝利したサトノルパン(左)

 「第60回京阪杯」が29日、京都競馬場で行われた。好位から抜け出した4番人気サトノルパンがゴール前、1番人気ビッグアーサーの猛追をしのいで頭差で重賞初制覇を飾った。

 和田は「スタートは出た方。枠が良かったし、仕掛けることなく、いい位置へ。抜け出すのが早いかなと思ったけど最後は先に抜け出した分のアドバンテージを生かせたね」と会心の勝利を振り返った。

 村山師は「マイルがベストかと思っていたけど引っ掛かるから千二が合うんでしょうね。賞金を加算できて良かったです」と笑顔。次走はシルクロードS(1月31日、京都)を視野に入れている。

 また、1番人気のビッグアーサーは2着。藤岡康は「スタートを決めたので前のポジションを取りたかったんですが、前回(オパールS)よりも半馬身遅れて、想定より1列後ろに…。最後はよく伸びてくれたんですけどね」と位置取りを敗因に挙げて悔しがった。

 ◆サトノルパン 父ディープインパクト 母エリモピクシー(母の父ダンシングブレーヴ)牡4歳 栗東・村山厩舎所属 馬主・里見治氏 生産者・北海道えりも町エクセルマネジメント 戦績17戦5勝 総獲得賞金1億2704万5000円。

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2015年11月30日のニュース