バルジューが受験 3人目の外国人JRA騎手誕生なるか

[ 2015年10月1日 05:30 ]

競馬学校での1次試験を終えたバルジューは合格へ闘志を燃やした

 16年度のJRA新規騎手免許1次試験が30日、千葉・白井の競馬学校で行われた。今年ただ一人の外国人で、初受験となるイタリアのダリオ・バルジュー(39)が挑んだ。

 英語の受験も可能な筆記試験を終えたバルジューは「今回はまず受験できたことが満足。時間の制約もあって、難しかったのは確か」と率直に切り出した。受験のきっかけは同郷で仲も良いM・デムーロが今春合格したこと。そのノートを譲り受け、4月から日本語の個人レッスンもつけて、1日5~6時間は受験勉強に費やした。03年朝日杯FS(コスモサンビーム)も制しているおなじみの顔は「JRA騎手になれたら?全部勝ちたい。(既に勝っている)朝日杯以外のG1も全部」と目を輝かせた。

 1次試験の合格発表は15日。2次試験(来年2月1~3日)では最難関の日本語の口頭試験があり、最終合格発表は2月11日。M・デムーロ、ルメールに続く3人目の外国人JRA騎手が誕生するか注目される。

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2015年10月1日のニュース