【スプリンターズS】ストレイトガール 上積みはウリウリ以上

[ 2015年10月1日 05:30 ]

馬なりで軽快に駆け抜けたストレイトガール

 6歳牝馬のストレイトガールは僚馬ウリウリ同様にCWコースで追われたが、こちらは単走で5F66秒3~1F12秒0。余裕の手応えでラストは抜群の伸びだ。藤原英師は「ベテランで調整しやすく予定通り順調。1回叩いた方がリラックスして能力を発揮できる。ここを目指してやってきて、右肩上がりで状態はいい」とコメント。上積みに関してはウリウリ以上とのニュアンスだ。

 春のヴィクトリアMでG1初制覇を果たしたが、昨年スプリンターズS2着など、もともと1200メートルで実績を残してきた馬。休み明けの前走・セントウルSは4着とはいえ、不利があってタイム差なしなら悲観する内容ではない。意外にも中山は未経験だが「ジョッキー(戸崎)も中山をよく知っているし、馬場に注文が付く馬ではない」とトレーナーは全く意に介していない。

 スプリンターズSの後は昨年3着に敗れた香港スプリント(12月13日)が引退戦となる。師は「日本での最終戦で強い牡馬をなぎ倒してほしい。6歳牝馬でここまでよく頑張ってくれて感謝しているが、もう少しだけ頑張ってほしい」と“国内有終V”を期待していた。

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2015年10月1日のニュース