【日本ダービー】リアルスティール4着…福永16度目また無念

[ 2015年6月1日 05:30 ]

4着に敗れたリアルスティールの福永は肩を落とし引き揚げる

 ダービー挑戦16度目、リアルスティールと挑んだ福永の夢は直線伸びを欠き4着に終わった。

 スタート直後から終始、ドゥラメンテを視界に入れるポジション。スタンド前の発走から1コーナー手前で頭を上げるシーンはあったものの、そこからの立ち回りはスムーズ。直線も伸びてはいる。ただ、皐月賞馬との差が縮まらない。ほぼ同じ位置取りから進出したサトノラーゼンに離され、後方から追い上げたサトノクラウンにもかわされた。福永が悔しそうに振り返る。

 「控えるしかないと思っていた。4コーナーで勝ち馬を見る位置にいたけど直線でビュッと離されて差を詰められなかった。残念です」

 予定通り稽古をこなして仕上がりは万全だった。それでもG1には手が届かず。矢作師は「勝った馬は素直に強いと言うしかない」と第一声。表情を引き締めたまま言葉を続けた。

 「1コーナーの入りで頭を上げて、ハミ受けが悪かった。そのロスが大きかったな。みんな折り合いはスムーズだと言うけど俺の中ではそうでもない。一発勝負に懸けて後ろから運んだのは作戦。最後は舌を出して内にモタれていた。まだ若い馬。やり直します」

 凱旋門賞(10月4日、ロンシャン)への登録を済ませているが今後については未定。矢作師は「まだ何も考えていない。休ませて、また秋」と話すにとどめた。厩舎にとって12年ディープブリランテに続くダービー2勝目はならなかったが、まだたっぷり伸びしろを残している逸材。春2冠の敗戦をバネにして秋に飛躍を期す。

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