ルメール 会見で喜び「新しい騎手人生が始まる」 

[ 2015年2月5日 17:03 ]

 日本中央競馬会(JRA)の2015年度騎手免許試験に合格したクリストフ・ルメール騎手(35)=フランス=は5日、滋賀県の栗東トレーニングセンターで記者会見し「ネットと電話で合格を知った。日本の競馬は世界でもベスト。新しい騎手人生が始まる。凱旋門賞を日本の馬で勝ちたいですね」と日本語で喜びを語った。

 昨年11月の京都競馬で落馬し、右足を負傷したルメール騎手はゆっくりした足取りで会見場に現れた。そろって合格し、香港滞在中のミルコ・デムーロ騎手(36)=イタリア=とはさっそく連絡を取ったという。「13年間日本で乗ってきた経験を生かしてさらに努力したい」と抱負を述べた。

 2度目の挑戦で合格したM・デムーロ騎手はJRAを通じて「すごくうれしくて、泣きそうなぐらい興奮している」などとコメントした。2人は3月からJRA騎手として再スタートする。

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2015年2月5日のニュース