海外レース馬券を国内販売 日本馬の出走分で 政府、競馬法改正へ

[ 2015年1月13日 11:51 ]

 政府が、国内の競走馬が出走する海外競馬の勝馬投票券(馬券)を、日本中央競馬会(JRA)など国内の競馬事業者が販売できるようにする方針を固めたことが13日、分かった。今月下旬召集の通常国会に競馬法改正案を提出する見込みだ。

 日本の競走馬が海外の大型レースで活躍するようになったためだ。競馬ファンは、国内の競馬場や場外馬券場などで海外レースの馬券を気軽に購入できるようになる。

 現行制度では、JRAや地方競馬の事業者は海外レースの馬券を売ることができない。競馬法を改正し、農相が指定した海外レースに関して扱えるようにする。JRAなどが独自にオッズ(賭け率)を付けて販売できるようにする方向だ。

 国内馬は海外の大型レースで優勝するなど、国外でも活躍するようになっている。売り上げは畜産振興に充てる。

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2015年1月13日のニュース