【JBCクラシック】最強ダート馬証明!リッキー圧逃レコードV

[ 2014年11月4日 05:30 ]

後続を引き離してレースを制したコパノリッキー(右)左は2着のクリソライト

 ダート競馬の祭典「JBC競走」が3日、岩手・盛岡競馬場で行われた。JRAのG1馬6頭が挑んだJBCクラシックは、田辺騎乗の3番人気コパノリッキーが2分0秒8のコースレコードで逃げ切り勝ち。3度目のG1制覇を飾った。

 俺が、現役最強ダート馬だ!!冬本番の寒風を楽しむように、コパノリッキーが逃げまくった。道中で丁寧に制御を利かせた分、直線でさらに加速。後続は離された。2着クリソライトに決定的な3馬身差。2分0秒8の堂々のコースレコード。フェブラリーS、かしわ記念に続くG1・3勝目。これが真のダート王だ。

 田辺の取材が始まると、オーナーのDr・コパこと小林祥晃氏も加わり、和やかな漫談会!?に。「一番の勝因は田辺の能天気さ。平然と逃げるんだから」。田辺は苦笑して「僕は逃げるとも、逃げない…とも言ってはいなかったんですけど。ゲートが上手だったしペースも楽だった。帝王賞(2着)の時も何も行かず、行きたがったので…。良かったです」と応じた。

 腹を決め行き切った。前日からの雨で湿ったダートもスピードを倍加させた。小林氏は直前のJBCスプリントでコパノリチャードがまさかの16着。地獄から一転天国へ。「2つ勝つつもりで来たので勝ってくれて良かった。夏に弱いので南部杯が使えず、JBCに懸けたので」と喜びに浸った。

 管理する村山師も「2番手かな?と思ったけど、行くのも勇気。自然体で適性を生かしてくれた」と好プレーを称えた。オーナーから贈られた黄色のネクタイを着用。「刺し身がいいと言うので盛岡市内のスーパーで買いました」とオーナー直伝の運気が上がる食べ物も食した。JBCまで待機した好采配が、今年3度目のG1制覇に結実した。

 次の目標はチャンピオンズC(12月7日、中京)。村山師は「もうワンランク上のパワーがあるかもしれない」と底知れぬ能力を感じ取っている。福島県出身で、地元・東北で男を上げた田辺は「震災の影響を受けたということでは福島も同じ。リッキーは僕にとって代表馬。一緒に頑張っていければ…」と東北代表としての誇りを胸に、さらなる快進撃を誓った。

 ◆コパノリッキー 父ゴールドアリュール 母コパノニキータ(母の父ティンバーカントリー) 牡4歳 栗東・村山明厩舎 馬主・小林祥晃氏 生産者・北海道日高町ヤナガワ牧場 戦績12戦7勝(地方4戦3勝) 総獲得賞金3億2131万2000円。

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