【メルボルンC】アドマイヤラクティは最下位、レース後に急死

[ 2014年11月4日 14:50 ]

メルボルンカップで最下位に終わった後、急死したアドマイヤラクティ(AP)

 オセアニア最大のレース、豪G1メルボルンCが4日(日本時間同日)、フレミントン競馬場芝3200メートルで行われ、日本から参戦したアドマイヤラクティ(牡6=梅田智)は22頭立ての最下位に敗れた。2006年のデルタブルース以来8年ぶりの日本調教馬制覇はならなかった。現地メディアによるとその後同馬は、馬房に戻る途中に倒れ死亡した。

 パートン騎乗のアドマイヤラクティは58・5キロのトップハンデながらも1番人気に支持された。レースはアドマイヤラクティがスタート直後から、最後の直線手前まで2番手につけたものの、最後は伸びを欠き、大きく遅れてしんがりでゴールした。前走の豪コーフィールドCで差し切り勝ち、海外初挑戦でG1制覇を果たしていた同馬だったが、厳しい結果に終わった。トップゴールしたのは、ドイツから来たムーア騎乗のプロテクショニスト、続いて日本でも出走経験のある英国のレッドカドーだった。

 メルボルンCは1861年創設、1着賞金360万オーストラリアドル(約3億5572万円)のハンデ戦。日本調教馬制覇は4頭が挑戦し、06年にデルタブルース、ポップロックがワン・ツーを決めている。

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2014年11月4日のニュース