【小倉記念】サトノノブレス 動いた11秒8“まだまだ良くなる”

[ 2014年8月7日 05:30 ]

 2週連続で3歳馬に完敗…はイメージが悪いが、相手がサトノアラジン(土曜小倉メーン・九州スポーツ杯に出走)なら話は別。サトノノブレスも十分に動いている。先週に引き続き和田が手綱を取った追い切りはCWで、3歳500万のマハロチケットを先行させた3頭併せ。最後はアラジンとノブレスが馬体を併せ、後輩に譲った形だが、この馬も6F83秒2~1F11秒8で上がっているのだ。

 和田は「アラジンが動き過ぎ(笑い)。でも、先週より動きも良くなったし、反応も良くなった」と満足げ。ただ“満点”でないことは鞍上、トレーナーも見解一致するところ。和田が「いい馬だけど、まだ良くなる感じ」と言えば池江師も「まだどんどん良くなる。“伸びしろ”は大きい」と話す。つまり、そのような状態でも押し切らなければならない器なのだ。昨年の菊花賞ではエピファネイアに続く2着。続く日経新春杯で歴戦の強豪を完封したように、能力的には一枚も二枚も上の存在。陣営の揺るぎない自信が伝わってきた。

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2014年8月7日のニュース