【小倉記念】マーティンボロ一変 藤岡佑“先週より上向き”

[ 2014年8月7日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・栗東=6日】寺下は先週から気になっている馬がいた。小倉記念に出走するマーティンボロだ。1週前追いで初めて騎乗した藤岡佑は「このひと追いで、どこまで変わってくれるか…」とトーンは低かった。3月の中日新聞杯で重賞初Vを飾った後、予定していたエプソムCは左後肢の飛節が腫れて自重。仕切り直しの一戦となる。

 注目の最終追いは、6時半すぎのCWコース。藤岡佑がまたがり、1秒以上追走したハワイアンソルト(5歳500万)に内から並び掛け、首差先着した。併走馬に遅れた先週とは見違える動きだった。寺下は引き揚げてきた鞍上を直撃した。

 「ラストの体の使い方は先週より良く感じたし、上向いている。器用さはなさそうだが、小倉は実績(3勝)があるコース。いいイメージを持って乗りたい」

 鞍上のトーンは上昇。その感触を聞いた寺下のテンションも上がっていた。

続きを表示

2014年8月7日のニュース