桁違いの破壊力 末恐ろしミュゼエイリアン

[ 2014年7月22日 05:30 ]

 福島芝で素質を見せつけたのがミュゼエイリアン。後方追走から向正面でジワジワ進出開始。4角で楽に先頭集団に取り付くと、直線では馬場の外をグイグイ伸びて後続に3馬身半差の圧勝。スピードに乗ってから桁違いの破壊力を見せつけた。母の半妹が11年オークスを制したエリンコートの血統。クラシックを意識させる好内容だった。サクラバクシンオー産駒コウソクコーナーが追われてからしっかり伸びてV。3週で5鞍組まれた芝短距離戦のうち、同産駒が4鞍で勝ち上がりを決めた。

 函館では新種牡馬ハービンジャーを父に持つスワーヴジョージが産駒初勝利。500キロの大型馬で緩さを残していただけに、叩いて臨む札幌2歳S(9月6日)は主役候補。中京ではキズナのおいグラブザフラッグが上がり最速で突き抜けた。時折若さを見せたが、ポテンシャルは高い。

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2014年7月22日のニュース