【NHKマイルC】ホウライアキコ 金曜入りで必勝態勢

[ 2014年5月7日 05:30 ]

 【G1ドキュメント=6日】昨夏からレベルが高いと言われてきた現3歳世代の牝馬。NHKマイルCは既に4頭が出走確定しているが、大将格はやはりホウライアキコだろう。重賞2勝の実績はミッキーアイルと並んでメンバー中最右翼。それでいて、この印の薄さはどういうことか?岡崎が厩舎に向かうと、調教パートナーの南井助手が“なめたらあかんよ”と言わんばかりの強い口調で語り始めた。

【NHKマイルC】

 「やっぱり能力あるよ、この馬。前々走は直線で詰まったけど、桜花賞ではそこで負けた馬を全部倒したからね。勝ちに行っての4着だし、しようがないんじゃないかな」。牡馬を含めても世代No・1の呼び声高いハープスターから、わずか0秒3差。一部でささやかれた“早熟説”を一掃するには十分すぎる内容だった。最大の課題であるイレ込みの防止に向けても、秘策が用意されている。

 「今回は金曜に東京に行く予定。着いて1日たったら落ち着くし、2連勝した去年の小倉はどっちも木曜入りだったからね。いつもマイルCはゴールデンウイークにあるのに、今年は1週ずれて渋滞の影響がないのもいいね」と終始前向きなコメントを並べた南井助手。

 すかさず「じゃ、調教だから」と言い残してホウライアキコの馬上へ。馬体を見ると、確かに細身で見栄えはしないが、筋肉が落ちた印象はない。“G1激走の反動があるはず”と想像していた岡崎だったが、にわかに印を打ちたいと感じて厩舎を後にした。

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2014年5月7日のニュース