【フェブラリーＳ】ベルシャザール３着　松田国師「全部が裏目」

　昨年のＪＣダートに続く中央砂Ｇ１連勝を狙った１番人気ベルシャザールだったが、結果は３着止まり。ゲートで後手を踏み、前半は後方３番手という苦しい位置取り。外から徐々に押し上げ、直線でもジワジワと脚を伸ばしたが、４着ノーザンリバーを首差かわすのが精いっぱいだった。

　「スタートで遅れ、ペースが遅くて外を回るしかなかった。スローのしまい勝負になった分、届かなかった」。初コンビだったＣ・デムーロはレース展開を最大の敗因に挙げ、さらに「この馬に１６００メートルは少し短い感じ」とも指摘した。

　一方、松田国師は「最初の５０～１００メートルで決まると思ったが、全部が裏目に出た」とショックを隠しきれない様子。それでも「上がりは問題なかったし、ドバイには予定通りに行かせてもらえると思う。ここで苦しい競馬をしたことが次につながる」と最後は前を向いていた。