【朝日杯FS】ベルカント軽快4F51秒5!武豊“折り合い課題”

[ 2013年12月12日 05:30 ]

武豊を背に坂路で最終追いを行い、4F51秒5をマークしたベルカント(手前)

 牝馬として33年ぶりの朝日杯制覇が懸かるベルカント。最終追いは武豊を背に坂路で単走追い。序盤から1F13秒3→12秒4→12秒4のハイラップを刻み4F51秒5。「いい動きだったが(手綱を)持っていかれた」と武豊。「もう少し折り合いがついてくれれば」と課題も。

 角田師は「時計が速いのは具合がいい証拠。態勢は整った」と満足の表情。「マイル戦に向けて中間の調教を強化してきた。男馬に負けないスピードは持っているし、あとは自分との闘いになる」。燃えやすい気性だけに、鞍上同様、折り合いをポイントに挙げた。

 武豊は朝日杯を勝てばJRA全G1制覇。「毎年言われるので、サッとやっておきたい気持ちはある」とした上で「今回は展開が鍵。競り合う形は避けたい」と話した。偉業達成へ。名手がどうエスコートするのか注目だ。

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2013年12月12日のニュース