【ダービー】キズナ 鮮やか差し切りでV!武豊は最多5勝目

[ 2013年5月26日 16:14 ]

第80回日本ダービーを制したキズナ。左は2着のエピファネイア

 第80回日本ダービー=東京優駿=(G1、芝2400メートル・晴良18頭)は26日、東京競馬場10Rで行われ、武豊騎手騎乗の1番人気、キズナ(牡3=佐々木厩舎、父ディープインパクト、母キャットクイル)が、勝ち時計2分24秒3で優勝した。

 レースはアポロソニックがハナを切り、2番手にサムソンズプライド、3番手にフラムドグロワール、4番手にペプチドアマゾン、5番手にロゴタイプが続く。隊列が落ち着くかと思われた向こう正面、メイケイペガスターが外を周って位置を押し上げると、そのまま先頭に立ち、続く各馬も位置を入れ替えながら進む展開。

 4コーナーを過ぎ直線に入ると、メイケイペガスターのリードがなくなり、各馬一斉に追い込みに入る。中段から鋭く伸びて先頭に立ったエピファネイアが押し切るかに見えたところに、キズナが最後方の大外から猛烈な差し脚を見せ、一気に抜き去る。最後はキズナがエピファネイアを半馬身差で制し、日本ダービーの栄冠を手にした。

 2着エピファネイアから1馬身1/4差の3着にはアポロソニックが入った。

 武豊騎手は自身の持つ日本ダービー最多勝利記録を更新する5勝目を挙げた。

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