【ダービー】パドックの見方

[ 2013年5月26日 06:00 ]

【パドックの見方】

(1)キズナ
 デビュー当時はうるさかったが、最近は集中してキビキビと周回している。腹回りがコロンと見えるのは体形的なもので心配ない。

(2)コディーノ
 パドックはジワリと気合が乗る程度でも実戦では折り合いに苦労。できるだけ落ち着いていた方がいい。体は多少増えても大丈夫。

(3)アポロソニック
 筋肉質で幅もあり、非常にパワフルな体形。歩様が硬く見えても実戦では問題なく力を出せる。引き締まって見えれば上積み大だ。

(4)クラウンレガーロ
 胴長で細身の体形ということもあるが、皐月賞時はフワフワとして非力な印象を受けた。柔軟性が出て力強さアップなら前進可能。

(5)メイケイペガスター
 黒光りする青毛の効果もあるだろうが、均整の取れた好馬体で非常に良く見せる。ポイントは気性面。集中できていれば大駆けも。

(6)ラブリーデイ
 2戦続けて大敗しているが、パドック気配は悪くなかった。胴長で前後のバランスも良好。あえて課題を挙げれば力強さが欲しい。

(7)ヒラボクディープ
 まだ子供っぽさが残り、チョコチョコとした小さな完歩で周回するタイプ。馬場入場時に尻っぱねする癖があり、返し馬まで注意。

(8)ロゴタイプ
 軌道に乗ってからは体重が安定しており、大幅変動は減点。気合は表に出すタイプで、極端にうるさくならなければ能力を出せる。

(9)エピファネイア
 木曜計量が前走比4キロ減の482キロとあってマイナス体重が濃厚。前走のように馬場入場でテンションが上がらないかが鍵になる。

(10)タマモベストプレイ
 少し踏み込みが浅い感じの歩様だが、能力には影響ない様子。丸みを帯びた馬体がシャープに引き締まってくれば上積み見込める。

(11)テイエムイナズマ
 テンションの高さが目立つタイプ。距離が延びることを考えると少しでも落ち着きが欲しい。大柄でも体高があり、スラリと映る。

(12)サムソンズプライド
 4走前の小倉遠征を境に戦績が一変したが、パドックの雰囲気も躍動感が出て2歳時とは別馬のよう。張りを維持できれば好走も。

(13)マイネルホウオウ
 少し腹回りが寂しく映るシルエットでも、実戦では素晴らしい末脚を繰り出せる。細く映っても張りがあれば大丈夫と判断したい。

(14)アクションスター
 前走の12キロ増は2走前に減った分(14キロ)が戻ったもの。今回も同じくらいの体重を維持したいところ。丸みや肌の張りも欲しい。

(15)フラムドグロワール
 休み明けで10キロ減だった前走だが、好内容で3着。絞れたものと考えていい。キビキビとリズム良く周回し、良く見せるタイプだ。

(16)ペプチドアマゾン
 ややイレ込み気味になることが多く、歩様も硬め。あまり良く見せるタイプとは言えない。適度な気合で歩様も良化なら一発ある。

(17)レッドレイヴン
 5カ月余ぶりの前走は4キロ増という数字以上に緩んで見えた。馬体重より張りや筋肉の盛り上がりを要チェック。気合は表に出す。

(18)ミヤジタイガ
 非凡なバネを感じさせる歩様ながら、常にイレ込み気味。それでも実戦では頑張るが、距離が長くなることを考えると集中力必要。

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2013年5月26日のニュース