【ダービー】ミスターＸ　ロゴタイプ２冠に懸ける、距離対策万全だ

　東京１０Ｒ・日本ダービー（Ｇ１）はロゴタイプが本命。前走・皐月賞は衝撃のコースレコード勝ち。スピード、自由自在に動けるセンス、叩き合いでも負けない勝負根性の３拍子が揃う。この世代では文句なし、ナンバー１の実力の持ち主だ。死角といえば未経験の２４００メートルへの対応くらいだが、皐月賞後からは馬場を２周（３０００メートル）するなど距離を乗り込んできた。対策は万全だ。

　対抗は父ディープインパクト譲りの切れ味を持つキズナ。前走京都新聞杯は直線大外から最速の上がり（３４秒５）で力の違いを見せつけた。いかにも東京が向きそうなタイプ。鞍上は引き続きダービー歴代最多４勝の武豊。これ以上ない条件が揃った。怖いのは藤沢和陣営の本気度がうかがえるコディーノ。まずは鞍上を横山典から豪の名手ウィリアムズにスイッチ。さらに異例の水曜輸送を敢行。現役最多勝トレーナーが１０度目の挑戦で栄冠を手に入れるか。

　馬単（８）から（１）（２）（５）（９）（１１）（１３）

　東京１２Ｒ・目黒記念（Ｇ２）は重賞で堅実な走りを見せるタッチミーノットが中心。東京の長い直線で切れ味を生かす。鞍上の横山典がダービーの鬱憤を晴らす騎乗を見せてくれるはずだ。５６キロとハンデが手頃なカポーティスターが相手。

　馬連（３）から（４）（５）（７）（９）（１４）（１５）