オルフェ弟撃破したハイアー弟・サトノキングリー

[ 2012年12月11日 06:00 ]

 阪神JFはローブティサージュが勝って2歳女王に輝いた。叩き2走目、1F延長で本領を発揮。来春の桜花賞はもちろん、距離が延びていいタイプだけにオークスでも楽しみだ。

 新馬戦はオルフェーヴルの全弟リヤンドファミユのデビューで阪神芝1800メートルが注目された。ここはダービー3着ハイアーゲームの半弟サトノキングリーが勝ち名乗り。ピッタリ馬体を併せた追い比べでリヤンドファミユを鼻差で退けた。稽古の動きが目立っていたが実戦でも力をアピール。勝負根性が光った。

 “出世レース”エリカ賞はマイネルマエストロが逃げ切り。未勝利に続いて2連勝を飾った。一戦ごとに良さが出てきた印象でレース運びに自在性がある。オープンでも期待できそう。中京のつわぶき賞は中団から長く脚を使ったスズノネイロが快勝。メンバーがそろっている中でのデビュー2連勝は値打ちがある。

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2012年12月11日のニュース