【シリウスＳ】ナイスミーチュー　直線豪快に差し切り連勝で重賞初制覇！

　第１６回シリウスステークス（Ｇ３、ダート２０００メートル・曇良１６頭）は２９日、阪神競馬場１１Ｒで行われ、小牧騎手騎乗の２番人気、ナイスミーチュー（牡５＝橋口厩舎、父キングカメハメハ、母ローザロバータ）が、中団追走から直線差し切り優勝した。勝ち時計は２分０３秒３。

　レースはメイショウエバモアが立ち遅れ、エーシンジーラインがハナを奪い、２番手にグラッツィア、３番手にフサイチセブン、４番手以下にメイショウタメトモ、マイネルアワグラス、タガノロックオンがつける展開。

　３コーナーで逃げるエーシンジーラインの手ごたえがなくなり、代わってグラッツィアが先頭に立ち、フサイチセブン、マイネルアワグラスが続き直線を迎えると、ヤマニンキングリーが残り２００メートル地点で早め先頭に立つ。それを目がけて中団内目を追走していたナイスミーチューが外から一気に差し切り、最後はヤマニンキングリーを３／４馬身突き放しレースを制した。

　ヤマニンキングリーから３馬身半差の３着には直線追い上げた１番人気のグレープブランデーが入った。