【弥生賞】伏兵コスモオオゾラ 好位から抜け出し重賞初制覇!

[ 2012年3月4日 16:00 ]

 4日の中山11R「第49回報知杯弥生賞」(G2・芝2000メートル・皐月賞TR・稍重15頭)は、柴田大騎手騎乗の9番人気、コスモオオゾラ(牡3=美浦・高橋博厩舎、父ロージズインメイ、母マイネシャローナ)が、好位から抜け出して優勝した。勝ち時計は2分03秒9。柴田大騎手、高橋博調教師ともに本走初勝利。

 ほぼ揃ったスタートから、やや出遅れたメイショウカドマツが強引にハナを奪うと、タイセイスティング、トリップ、セトブリッジ、コスモオオゾラらが続き、アダムスピークはこの集団の直後に、フェノーメノはやや後方からレースを進めた。

 レースはメイショウカドマツがつくるやや遅い流れで前半1000メートルを通過する。

 4コーナーから直線に入り、逃げるメイショウカドマツを内からトリップ、コスモオオゾラが捉える。この2頭の叩き合いからコスモオオゾラが抜け出すと、脚色が鈍ることなく、そのままゴールまで押し切って、重賞初制覇を果たした。

 1馬身1/4差の2着にトリップ、そこからクビ差の3着にアーデントが入った。アダムスピークは8着、フェノーメノは6着に終わった。上位3頭に皐月賞への優先出走権が与えられる。

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2012年3月4日のニュース