【デイリー杯2歳S】ダローネガ「やっと中学生」

[ 2011年10月13日 06:00 ]

坂路でタコ(上)と追い切る、ダローネガ

 ダローネガは前走で野路菊Sを制して、2歳戦線で頭角を現している。佐々木師は「まだまだ子供」と話していて、能力だけで結果を出している現状だという。だが「やっと中学生ぐらいにはなったかな」と目を細める。

 デイリー杯2歳S追い切りは坂路でタコ(5歳1000万)と先週に続いて併せ馬。力強く伸びて約3馬身先着した。「幼い面が出ているけど動きそのものは良かった」と新コンビを組む岩田の感触がいい。トレーナーも「この時期の2歳で古馬と併せて相手を威圧できる馬はなかなかいない」と絶賛。続けて「使ってきているけど丈夫だからいいよね。脚をためても切れると思う。どんな競馬でもできる」とセンスの良さを評価した。「マイル戦線で教え込みたい」と英才教育の構え。今回に限らず、先々まで楽しめる器だ。

続きを表示

2011年10月13日のニュース