【秋華賞】エリンコート軽~く「女の子仕上げ」

[ 2011年10月13日 06:00 ]

坂路、軽快に駆け上がるエリンコート

 オークス馬エリンコートは「女の子の仕上げ」と笹田師が語るように軽めの最終追い切り。坂路単走は終始馬なりで4F53秒0。「手前(軸脚)をなかなか替えようとしないから、あれっと思ったが(馬が)負荷が軽過ぎると思ったのかな」とトレーナー。

 闘志を呼び戻すため、中間はハードなトレーニングを積んできただけに、馬なりの動きには余裕が感じられた。秋初戦のローズSは10着大敗。「4角まで思った通りだったが、そこからがふがいなかった。ちょっとショックだった」と笹田師は振り返る。だが、エリンコートは叩き良化型。「思った通りに反応してきている」と確かな上昇カーブを感じ取っている。「オークスは雨の中で歴代2位の勝ち時計。あれだけ走れるんだから速い決着でも」。オークス馬の意地を見せつける。

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2011年10月13日のニュース