【安田記念】国枝栄師「貫禄、風格出ている」

[ 2011年6月2日 06:00 ]

アパパネの追い切り後、笑顔で取材に応じる国枝師

 【アパパネ・国枝栄師に聞く】

 --前走(ヴィクトリアマイル1着)は見事だった。

 「あれだけ走ったのに普段のレース程度の疲労しかなかった。古馬になって気力がなえるのを心配したこともあったが、そんな感じもない。やはりスペシャルな馬だ」

 --追い切りは坂路の併せ馬。僚馬をしっかりかわした。

 「ある程度の負荷を掛けたかった。動き、時計とも狙い通り。何ら心配はいらない。いい競馬ができるだろう」

 --今回は牡馬が相手になる。

 「牡馬相手に年度代表馬(ブエナビスタ)に輝いた馬を前走で破っているからね。マイラーズC(4着)でも牡馬相手にやれる手応えを感じた」

 --今回はマークされる立場。

 「蛯名騎手がうまく乗ってくれるよ。最近は馬に貫禄や風格が出ており、牝馬と言うより牡馬という雰囲気。馬が“バタバタするなよ”と教えてくれているようだ。われわれも頑張って期待に応えたいね」

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2011年6月2日のニュース