【桜花賞】カクタス更に上昇!距離克服に自信満々

[ 2011年4月7日 05:54 ]

<桜花賞>坂路で追い切るフレンチカクタス

 フィリーズレビュー覇者のフレンチカクタスは坂路単走。最初の1Fは15秒ほどで抑えめに入ったが、2F目からはギアを切り替えて一気に加速。ラスト3Fは12秒6、12秒4、12秒7のラップを刻んで、4F52秒8でまとめてきた。騎乗した岩藤助手が意図を説明した。

 「1F延長にどう対応するかを考えて、話し合いをしたうえで決めました。ここまで順調に来ているのが一番ですね」

 前走後も引き続き栗東に滞在。必要以上にテンションが上がることなく、入念に調教を積んできた。「馬房で自分の空間をつくるのが速かったですね。希望を持って見ていられる状態ですよ」と岩藤助手。栗東の環境に慣れ親しみ、大一番に向けて気配はさらに上向いている。1F延長をテーマに取り組んできた調教の成果が出るか。桜の栄冠をつかむための態勢は整っている。

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2011年4月7日のニュース