24日皐月賞の東京開催決定!25%節電で実施

[ 2011年4月7日 06:00 ]

 JRAは6日、第2回東京競馬などの番組を発表、皐月賞は24日に東京で行われることが正式に決まった。同日に開催予定だったフローラSは23日(11R)に移設される。一方、首都圏などの場外発売再開の有無などについては、来週発表される見通しとなっている。

 JRAは3月22日に中山競馬の中止を発表した際、同時に皐月賞の東京での開催を発表。ただし、当時は電力問題、節電対策などが不透明だったこともあり、京都開催への再変更の含みも持たせていた。この日の発表では京都への変更の可能性には言及せず、小林哲也JRA競走部番組企画室企画課長は「よほどのことがない限りは東京でやるということ」と説明。25%程度の電力削減をした上で開催する方針だ。延期された重賞で唯一、移設先が決まっていない中山グランドジャンプについては「あのシチュエーションでないと意味がないと考えている」(小林課長)として未定となっている。

 また、当初はメーン競走を11Rから10Rに変更して「プチはくぼ」として開催される予定だった京都1~8日目と新潟4日目は、節電対策の一環として通常通り11Rをメーンとして実施。5日に1週間の前倒しが発表された新潟開催は10日目(5月22日)までの番組が発表された。

 ≪新潟と高崎で今週末は発売≫JRAは2、3日の開催から電話投票を再開しており、すでに再開していたパソコン投票と合わせ、全ての電話・インターネット投票は通常通りの発売となっている。一方、場外発売は今週末(9、10日)の開催から新潟競馬場と高崎場外(後半6R)で再開するが、その他の東北、関東の24の事業所については再開が見送られている。

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2011年4月7日のニュース