【桜花賞】トレンドハンター“矢の如し”11秒6!

[ 2011年4月7日 05:57 ]

<桜花賞>岩田騎手を背に僚馬・タイムズアロー(左)と併せ追い切るトレンドハンター

 中1週の疲れなどみじんも感じさせない。トレンドハンターはCWコースで意欲的に併せられ、ベストクルーズ(4歳1600万)を0秒8追走しながら、最後は馬なりで1秒9も先着。7F97秒2、ラスト1Fは11秒6と矢のような伸びだ。

 「凄くいい動きだったし、前走より良くなっている。元気があり過ぎるぐらいです」と岩田はそのタフさに舌を巻く。しかし、この馬に驚かされたのはこれが初めてではない。初めての芝コースでのレースだった前走のフラワーC。もともと「走りが軽いから芝向き」と感じてはいたものの、その勝ちっぷりは想像以上だったと振り返る。

 「思った以上に芝がいけると感じましたね。折り合いが付くし、どんな競馬でもできる。いい瞬発力があります」

 久々を使われた上積みは十分。破壊力抜群の末脚が、大一番で再び見られそうだ。

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