【中山記念】ミスターX 1強待った!リーチの切れ味

[ 2011年2月27日 06:00 ]

 G2・中山記念(11R)は、現役最強クラスのヴィクトワールピサの1強ムード。国内で【6120】と抜群の安定感を見せ、勝った6戦の内容には文句のつけようがない。だが、3回は負けている。そこから弱点を探す。

 好位抜け出しがヴィクトの必勝パターン。これまでの国内9戦で上がり3F最速をマークしたのは2回のみ。それほど切れる脚は使えないが、しぶとく粘るタイプだ。敗れた3戦は究極の瞬発力勝負に屈した形。ヴィクトを負かすのは切れ者しかいない。

 そこで差す競馬が板に付いてきたリーチザクラウンを狙う。2走前の阪神Cでタメる競馬を試みたが、初の1400メートルの流れは忙しかった。それでも10番手から追い込んで0秒4差の7着に浮上。前走・京都金杯(4着)は前残りの展開に泣いたが、上がり3Fは33秒9の最速をマーク。タメる競馬は完成されつつある。ヴィクト封じはリーチの切れ味に懸ける。

 馬単(4)→(9)1点勝負。

 阪神メーン11R・阪急杯(G3)は当地の重賞で【0111】と堅実なサンカルロ。芝1400メートルは折り合いに不安なく競馬できるベストな距離だ。今度こそ決める。

 馬単(15)→(1)(2)(7)(9)(12)。

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2011年2月27日のニュース