【アーリントンC】ノーザンリバーで武豊25年連続

[ 2011年2月27日 06:00 ]

<アーリントンC>直線で鋭く伸びたノーザンリバー(左から2頭目)

 26日、阪神11Rで行われた3歳重賞・アーリントンCは4番人気のノーザンリバーが3連勝で重賞初制覇した。鞍上の武豊はこのレース6勝目。デビュー以来25年連続となる重賞制覇を達成した。

 ノーザンリバーは好発を決めると、すぐさま5番手の位置取り。「ゲート入りは嫌がったけど出るのは速かった。乗りやすいしレースセンスがある馬だね」。武豊がお墨付きを与えた運びの巧みさで流れに乗った。直線で逃げたテイエムオオタカ、好位インのキョウエイバサラが叩き合う外から突き抜けた。芝マイル重賞を制したことで「先が広がったね」と武豊。浅見師も「賞金を加算できたしG1も含めていろいろ考えていきたい」と語った。マイルか、クラシックか。どの路線でも頂点を狙える大器と言えそうだ。

 ◆ノーザンリバー 父アグネスタキオン 母ソニンク(母の父マキアヴェリアン)牡3歳 栗東・浅見厩舎所属 馬主・林正道氏 生産者・北海道安平町ノーザンファーム 戦績5戦3勝 総獲得賞金5559万円。

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