池江調教師がターフに別れ「やりつくしたという気持ち」

[ 2011年2月27日 18:21 ]

定年による引退を迎え、花束を手にファンに別れを告げる池江泰郎調教師

 無敗の三冠馬ディープインパクトなどを管理し、定年のため28日付で引退する日本中央競馬会(JRA)の池江泰郎調教師が27日、中山競馬場で最後のレースに臨み、ターフに別れを告げた。

 同調教師はメジロマックイーンでの天皇賞・春2勝も含めて中央重賞を70勝(G117勝)。同日の小倉競馬の11レースで管理馬が最後の勝利を挙げて通算845勝目と、有終の美を飾り「やりつくしたという気持ち。少しゆっくりしたいね」と笑顔で話した。

 天皇賞の春秋連覇を果たしたメイショウサムソンを管理した高橋成忠、マヤノトップガンなどで中央G1を9勝した坂口正大ら、定年となるほかの5人の調教師も競馬場での最後の日を迎えた。

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2011年2月27日のニュース