レッドディザイア、米国で大仕事の予感

[ 2010年9月15日 06:00 ]

 【東西ドキュメント 美浦=14日】先週から1時間遅く、開門は午前6時になったが…。小田は眠い目をこすりつつ、3時50分に調教スタンドに駆けつけた。米遠征を控えたレッドディザイアが検疫中。他馬と隔離し、4時に調教が始まるからだ。Wコースをゆっくり2周。水銀灯を頼りに追った小田の目にも雰囲気は上々。宝塚記念は鼻出血で回避したが好調時の姿に戻っている。松永幹師も「美浦の環境にも慣れ、落ち着いてますね。ヴィクトリアM(4着)の後はせきをした時もあったが、今は全く出てない。春にドバイに行って勝手が分かっている分、調整もしやすい」と目を細めた。秋はフラワーボウル招待S(10月2日)→ブリーダーズC・フィリー&メアターフ(11月5日)→有馬記念(12月26日)の3戦を予定。「調教で美浦に来るのは04年天皇賞・秋のサクラプレジデントの追い切り以来かな。結構涼しくなりましたね」。16日に日本を旅立つディザイアに大仕事の予感を小田は感じていた。

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2010年9月15日のニュース