東から本音　フィフス折り合えなきゃ皐月は…

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　【東西ドキュメント　美浦１１日】８日の共同通信杯で重賞初制覇を飾ったブレイクランアウト（牡３＝戸田）。この勝利をひそかに喜んでいるのが加藤征師だ。「強い内容だったね。これで少しはうちの馬の評価も上がったんじゃないの」。同師が管理するフィフスペトルは昨年の朝日杯ＦＳで２着。３着だったブレイクランアウトに半馬身先着している。フィフスペトルの目標は３週後の弥生賞（３月８日）。浜田の取材に師は“試金石の一戦”を強調した。「折り合いだけが鍵。もし距離がもたないようなら皐月賞をあきらめて別路線を考える」
　一方、きさらぎ賞に登録していたムクドクは日曜東京６Ｒの自己条件（３歳５００万下、芝２０００メートル）に回る。「先週の時点で仕上がっている。ジョッキーとも相性がいいからね」。ダイヤモンドＳ（フローテーション）で上京するルメールを再び配し、確勝を期しての一戦だ。