反応良く先着 ガイセン好感触/きさらぎ賞

[ 2009年2月12日 06:00 ]

<きさらぎ賞>DWコースで僚馬と併せ馬で追い切るキタサンガイセン(外・247)

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 歌手・北島三郎の所有馬(名義は大野商事)で2戦2勝のキタサンガイセンはDWコースで俊敏な反応を見せ、フィーリングトーン(3歳未勝利)に外から半馬身先着した。躍動感あふれる動きは印象的。特筆すべきは、息の入りの速さだ。坂路から引き揚げてきたときには、すっかり平常時の呼吸に戻っていた。手綱を取った松田助手は「おとなしくて乗りやすい。まだまだ良くなる途中ですが、きょうの感触なら楽しみ」と期待をにじませる。
 新馬戦(阪神芝1800メートル)はメンバー中最速の上がり3F33秒7で7番手から抜け出し、前走・ビオラ賞(中京芝2000メートル)は出遅れながら9番手から差し切った。森田厩務員は「心肺機能が凄く良くて息が乱れないから、しまいがいいんです」と胸を張る。北島三郎の所有馬が重賞を勝てば01年ファンタジーS以来、8年ぶり。デビュー3連勝でタイトルをつかむか。

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2009年2月12日のニュース