「ゆっくり休んで…」 手島慶介選手の告別式

[ 2009年1月29日 06:00 ]

 25日に死去した競輪のトップ選手・手島慶介氏(享年33)の葬儀・告別式が28日、群馬・高崎市の日典ラサ中山で営まれた。選手、OB、関係者ら約350人が弔問。鈴木孝幸・日本競輪選手会理事長は「競輪選手としての雄姿を再びバンクに現すことなく、33歳の若さで旅立ってしまい残念。デビュー以来、努力精進し続け、力の限り精いっぱい頑張ってきた。安らかなご冥福をお祈りします」と涙で声を詰まらせながら弔辞を読み上げた。棺には生前使用していたレーサーパンツなどが納められ、練習仲間らに抱えられて出棺。同県の先輩・稲村成浩は「いつも明るく、場の雰囲気を盛り上げてくれる群馬のムードメーカーだった。昨年11月ぐらいから元気がなかったが、あまりにも突然のことで…。今まで走り続けてきたので、ゆっくり休んでほしい」と話した。

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2009年1月29日のニュース