ディープに並んだ!カネヒキリG1・7勝/川崎記念

[ 2009年1月29日 06:00 ]

<川崎記念>逃げ込みを計るフリオーソ(右)をゴール前で捕らえたカネヒキリ

 今年最初のG1「第58回川崎記念」が28日、川崎競馬場で行われ、カネヒキリがG1・3連勝で単勝1・1倍の断然人気に応えた。G1・7勝はシンボリルドルフ、ディープインパクトなどに並ぶ最多タイ(6頭目)。ダートG1・7勝はブルーコンコルドに次ぎ2頭目。

 好スタートを決めたフリオーソの直後にサッとつける。2周目4角では、やや離されたが、直線の叩き合いで最後は半馬身ねじ伏せ底力を見せつけた。
 「川崎で後ろから何頭もかわすのは厳しいので前で競馬をしようと。馬体、パワー、スピード、ファイト、賢さ……パーフェクトホースへと完成しつつある。リアルチャンピオンだよ」。2年前にはヴァーミリアンで川崎記念を勝っているルメールは現在の相棒を絶賛した。屈腱炎による2年4カ月の休養明け2戦目から驚異のG1・3連勝。次走予定のフェブラリーS(2月22日、東京ダート1600メートル)は史上初のG1・8勝を狙う。

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2009年1月29日のニュース