藤井聡太名人 14分超過して封じ手 浮き飛車に糸谷哲郎九段は高飛車の空中戦

[ 2026年4月25日 19:13 ]

糸谷哲郎九段(中)が見守る中、立会人の行方尚史九段(右)に封じ手を渡す藤井聡太名人(日本将棋連盟提供)
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 藤井聡太名人(23)=王将など6冠=が挑戦者・糸谷哲郎九段(37)に先勝して迎えた第84期名人戦7番勝負第2局は25日、青森市「ホテル青森」で1日目が始まり午後6時44分、先手・藤井が37手目を封じて1日目が終了した。

 封じ手時刻が迫った6時12分。糸谷が5筋の飛車を浮き、端でのぞいた角頭の歩を守った。藤井からすれば糸谷がこの36手目を指さず、そのまま封じ手にすると思い込んでいた可能性がある。表情には出さないが急ぎ考慮に入り、6時半の封じ手時刻を14分超過して封じる意思表示をした。

 昼食休憩までに17手しか進まないスローペースとなった第2局。午後も未知の局面を対局中の読みで切り開く重苦しさが対局室を覆うかのようだった。

 糸谷が24手目、端歩の一手に58分。そして5筋に飛車を旋回させ、左銀を棒銀の要領で天王山へ進めた。封じ手の局面は藤井が2筋で高飛車、糸谷は5筋で浮き飛車の空中戦へ進んだ。両者歩を打っていない5筋が争点になっている。

 持ち時間9時間から藤井は3時間58分、糸谷は4時間半消費した。26日午前9時から同所で2日目が指し継がれる。

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