【王将戦第5局】藤井聡太王将、角換わり拒否!カド番も今期テーマ「将棋の幅広げる」貫徹か

[ 2026年3月8日 19:23 ]

<第75期王将戦・第5局 第1日>1日目を終えて引き揚げる藤井王将(撮影・河野 光希)
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 将棋の藤井聡太王将(23)=名人など6冠=に永瀬拓矢九段(33)が挑む第75期王将戦(特別協力・スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社)7番勝負第5局は8日午前9時、永瀬の先手で1日目が始まった。戦型は相掛かりへ進み、午後6時の封じ手までに46手進んだ。

 藤井が変化した。8手目、先手・永瀬が打診した角交換を拒否。△3四歩と角道を開けず、△6二銀と右銀を活用した。

 藤井は7手目▲7七角の将棋を後手で78局経験し、77局は△3四歩として得意戦法の角換わりへ進めた。唯一の例外は24年3月の棋王戦第4局。伊藤匠2冠(23)を△6二銀以降、相掛かりへ進めて退け、3勝1持将棋で防衛した。

 昨年末、藤井は今期の抱負を「将棋の幅を広げることで面白い将棋を追求していける一年にできれば」と語った。19度目の2日制タイトル戦で初のカド番に陥っても、成長への意欲は一貫する。

 「じっくり駒組みをして相手にポイントを与えないように。明日朝から勝負でしょう」

 立会人の中村修九段(63)が解説した。確かに前日取材でも、藤井は「(今期は)均衡の取れた局面で2日目を迎えることができていない。その点がまず求められる」。互角の形勢で2日目に突入し、得意とする寄せ合い勝負へ。勝利と成長。王者は二律背反する果実を求める戦いに臨んでいる。

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