【豊臣兄弟! 大河絵(豊臣兄弟絵)】第2話 わし、侍になる!家族が、直が鳴らした小一郎の心の鐘

[ 2026年1月18日 17:01 ]

イラストレーターの石井道子氏が描いたNHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」大河絵・第2話 わし、侍になる!家族が、直が鳴らした小一郎の心の鐘
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 俳優の仲野太賀(32)が主演を務めるNHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」(日曜後8・00)は18日、第3話「決戦前夜」が放送される。初回に続き怒とうの展開だった第2話。早くも大河絵打ち合わせは“異例の展開”を見せた。最終的には…。

 「豊臣兄弟!」は、NHK連続テレビ小説「おちょやん」などの八津弘幸氏がオリジナル脚本を手掛ける大河ドラマ通算65作目。戦国乱世を舞台に、夢と希望を胸に突っ走る豊臣兄弟の奇跡の下克上を描く。主人公は“天下一の補佐役”豊臣秀長。兄・豊臣秀吉役を俳優の池松壮亮が演じる。

 第2話は「願いの鐘」。故郷の中村に戻った小一郎(仲野太賀)は、直(白石聖)の縁談が決まったことを知る。自分の気持ちを押し殺して喜ぶ小一郎に、寂しげな表情を浮かべる直。一方、清須では尾張統一を目指す信長(小栗旬)が岩倉城攻めを決行する。清須での居残りを命じられた藤吉郎(池松壮亮)は、信長の妹・市(宮崎あおい)から呼び出しを受ける。そしていよいよ直の祝言の日。花嫁姿の直が突然、小一郎の前に姿を現す…という展開だった。

 兄・藤吉郎の“知らない顔”を知り、織田信長と対面し…胸にざわめくものを感じながら清須を後にした小一郎。村に戻ると、幼なじみの直の嫁ぎ話が決まっていて、野盗と野武士の襲撃、仲間の信吉(若林時英)の生首…と衝撃の展開が続いた。

 生首を抱きしめながらの咆哮…。そこに現れた藤吉郎。

 小一郎「わしらが何をした…何なんじゃこれはー!」「信長も信長じゃ。偉そうなことを言うて、ちっともわしらのこと守ってはくれんじゃないか…。今年こそ豊作にするんじゃて、必死に…。信吉もあんなに泥にまみれて、これじゃあまりにも惨めじゃ…惨めじゃ!わしらのこと、何じゃと思うとるんじゃ!

 藤吉郎「これが、この世じゃ!」「行こう、わしと一緒に!侍になれ、小一郎!」

 自身を救うために“悪者”となって8年前に村を出た兄に恩返しをするため、結婚相手の「顔が苦手」と遠回しに思いを伝えてくれた直と「身分を乗り越えて」結ばれるため、そして自身の心の揺らぎを察し背中を押してくれた母・なか(坂井真紀)、姉・とも(宮澤エマ)、妹・あさひ(倉沢杏菜)を守るため。小一郎は藤吉郎に付いていく決心をした。タイトル回収の「豊臣兄弟」の誕生。わし、侍になる!兄者とともにゆく――。直に“プロポーズ”し、いざ清須へ。3人の背中からは母と姉妹の願いが詰まった鐘の音が響き渡った。

 まるで前後編の大作マンがを読み終えたかのようなテンションの編集オジサン2人は、顔を見合わせながら「女性の強さに心打たれたな」と母と姉妹、直、寧々、そして信長が唯一“本音”をさらけ出した妹・市に「鐘」で決まりですかねと言いながら石井さんに視線を送ると…。「私は、太陽のように晴れやかな表情で村を飛び出す決心をした小一郎ですかね」と揺るぎない瞳でオジサン2人を見渡した。大河絵連載を始めて5年目。いつも豊臣兄弟の母・なかのように2人の好き勝手な感想や思い入れを、ほほ笑みながら見守り、受け入れ続けてくれていた石井さんの「描きたい」という強い意思表示。これまで何度もあったが、開始2話で早くも…。「女性の強さ」に圧倒され、心打たれた編集オジサン2人は、ワクワクしながら「それでいきましょう!」と息ピッタリと激しく同意したのは言うまでもない。

 ウソの昔話で小一郎の背中を押した母もさすがの“人たらし”。たくましき家族に見守られながら、未来の「豊臣秀吉」を支える“天下一の補佐役”誕生の瞬間を石井さんが描く。

 ちなみに…。第2話も放送後には多くの反響があり、その中でも注目を集めていたのは、野武士に襲われた直後に現れた藤吉郎について。一部では「鉄砲まで持っていた野武士を手引きできるのは…藤吉郎が小一郎を家来にするために襲わせたのでは」「第1話の返り血を浴びた表情を見ると…狂気に満ちたのちの秀吉だからな。藤吉郎の二面性を疑ってしまった」などの意見も。「お市さまと信長のように、きょうだいのテレパシーみたいなもんじゃないのかな」「考え過ぎでは…?」「さすがにそれはないと思う」など、結果的に小一郎が村を出て侍となり兄に付いていく決心がついた“生首の衝撃”直後の藤吉郎の登場が議論を巻き起こした。果たして――。

 ◇石井 道子(いしい・みちこ)絵描き。千葉県生まれ。清野菜名と松下奈緒がダブル主演を務めたテレビ朝日の昼帯ドラマ「トットちゃん!」(2017年10月期)劇中画を手掛ける。「ALL OF SHOHEI 2023 大谷翔平写真集」「スポニチ URAWA REDS 2023 浦和レッズ特集号」(スポーツニッポン新聞社)などにイラストを掲載。スポニチアネックスでの大河絵連載は「鎌倉殿の13人」(2022年)から始まり5年目。

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