郷ひろみ「NHK紅白歌合戦」卒業、自ら決断「終わりではなく一つの“節目”」

[ 2025年12月29日 10:42 ]

<NHK紅白歌合戦・リハーサル>紅白ジャケットで笑顔。卒業を発表した郷ひろみ(撮影・須田 麻祐子)
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 歌手の郷ひろみ(70)が今年の大みそかを最後にNHK紅白歌合戦から勇退することが29日、分かった。NHK側にも伝えており、この日午前10時40分すぎに自身のファンクラブサイトで「2025年の紅白歌合戦を一区切りにさせていただくことをご報告します」と連続出場に終止符を打ち、来年以降は出演しないことを表明。歌手人生の重大な決心だけに、長年応援してくれているファンに真っ先に報告した。

 紅白本番を2日後に控えた中、衝撃的なニュースが飛び込んできた。郷はファンクラブサイトに直筆メッセージで「次の時代を担う若いアーティストの皆さんが、この舞台でさらに輝いていくことを心から応援していきたい」と、勇退の理由を明かした。

 紅白出場は今年で25年連続38回目。紅白通算76回の大会の半数に出場しており、歴代7位の出場回数は今年の白組ではぶっちぎりのトップ(2位は福山雅治の18回)。それ故、紅白は「特別なステージ」と明かした上で「ボクにとって挑戦であり成長の場でした」と歌手人生における重要な転機の場所であったことを説明。今回の決断も「終わりではなく、一つの“節目”と思っています」と、70歳になって新たな気持ちで挑戦していくための一区切りであることを強調した。

 午前11時にはNHKで報道陣の取材にも対応。「今年の紅白で一区切り僕自身がつけたいと思っております」と切り出し「皆様、心から感謝します。本当にどうもありがとうございました」と頭を下げた。「紅白は特別なステージ。挑戦であり、本当に機会をいただくことで成長できる場でもあった。僕自身がそう感じたようにこれから若い方たちが挑戦し続けてほしいなと。いつも応援していきたいと思います。それが僕にできることかなと思っています」と説明した。

 「僕自身が終わるわけではなくて、歌への情熱は決してあせないので、紅白は最後であっても、一区切りつけても、僕の情熱はまったく消えないので、これからもファンの皆さんと同じ景色を眺めていきたい」と今後も第一線で活躍していくことを力強く宣言した。

 ファンクラブで発表した文面でも「70歳を迎えた今も、音楽への情熱はなにも変わりません。これからも全力で向き合い、歌い続けます」と記した。過去には北島三郎(89)が勇退から5年後に紅白側の熱心なオファーを受けて復活出演し、今年も布施明(78)が勇退宣言から16年ぶりに復帰しており、古希を迎えた郷にとっても「挑戦と成長」の場所として、新たな気持ちで立つ日がいつか来ることもありそうだ。

 歌うのは、通算10回目の白組歴代最多歌唱回数を誇る「2億4千万の瞳―エキゾチック・ジャパン―」。紅白歌合戦という国民的番組の“お祭り”的要素を象徴する、老若男女誰もが知っている最強のポピュラーソング。ファンクラブの文面の最後も「今年の紅白歌合戦も、どうぞ最後まで楽しんでください」。湿っぽさとは無縁のエンターテイナー、郷ひろみらしいピリオドの打ち方が見られそうだ。

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